2013年01月31日
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ウルトラセブン第44話「恐怖の超猿人」冒頭のロケ地は現存した

Written By: 川俣 晶連絡先

「凄いぞ。ウルトラセブン第45話の蕎麦屋は既に無かった。しかし、第44話「恐怖の超猿人」冒頭のロケ地は現存した」

「どんなシーン?」

「冒頭の警官2名が猿人に襲われる夜のシーン。階段といい、岩垣といい、ここで間違いないだろう。現存するとは感動だなあ」

発見!

感想 §

「感想は?」

「C57 57のちょっと先。つまり、すぐ近くまで既に行っていた。そんな身近な場所がロケ地とは驚きだ」

「それは最近だろう?」

「子供の頃は、NHKの技研の前は何回も通った。そこから見てもすぐだ」

「ひぇ~」

「しかし、1つ分かったことがある」

「なんだい?」

「セブンのロケ地のうち、自転車で行ける範囲を調べることは、そのまま1960年代の世田谷区西部を調べることとイコールだ」

「砧撮影所の近くでロケ地を探すと、必然的に世田谷区西部になるってことだね」

「そうだ。そして意図せずして背景に1960年代の世田谷区西部の姿が映り込むことになる」

「それだけ?」

「いいや。子供時代の自分が見た映像なので、それの意味を解釈できることで驚きも味わえる」

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